遥か1350年以上昔の二日市温泉の歴史と鬼滅の刃について

作者の吾峠さんは福岡出身

鬼滅の刃の主人公の名前が竈門炭治郎ということもあり。今ファンの間では竈門神社は聖地と言われているようです。

その隣町にある九州最古の二日市温泉、福岡県で一番古い日帰り温泉「博多湯」とのストーリーについて、前段はその背景です。

 

大宰府政庁の鬼門守護が竈門神社で、大宰府政庁の付属施設が二日市温泉でした。

九州最古の二日市温泉は1350年前の飛鳥時代、元号令和となった歌で有名な大伴旅人に詠まれ万葉集に残っています。

時を同じく九州最古のお寺である武蔵寺を創建した藤原虎麿は、娘が当時流行した疫病にかかり、あつく信仰していた薬師如来(お薬師様)に疫病が治るよう毎日お祈りし続けました。ついに夢に僧侶が現れ、田に湧く湯に浸かると治るというお告げで、その通り娘を湯浴(ゆあ)みさせ疫病が治りました。これが二日市温泉の発見です。

↓↓鬼滅の刃と重なると思うところがここから続きます↓↓

武蔵寺を創建した藤原虎麿があつく信仰した薬師如来(お薬師様)には、十二神将が12の方向を守っています。

実際、武蔵寺にもご本尊の薬師如来と十二神将の像が守っています。

藤原虎麿が亡くなる際に、自分の名前にちなんで藤の花を植えました。藤が栄え咲き続ける以上、武蔵寺が盛んで、国や氏族が繁栄するという願いがこめられ、それが、長者の藤として華やかに咲き、現在も藤供養や藤祭りが行われています。

 

ポイント①1350年以上前、当時の疫病(悪鬼)が温泉で治癒したというそれが二日市温泉の発見、現在の疫病コロナはどうでしょか??博多湯は源泉掛け流しで、浴室内に気化したラドンを呼吸で体内に取り込む事で代謝が上り、免疫を高めます。

ポイント②二日市温泉は長きにわたり、藤の花(長者の藤)と薬師如来が本尊の武蔵寺に守られている。

ポイント③悪鬼滅殺、鬼殺隊で主人公の炭治郎、善逸、伊之助3人、柱の9人で、武蔵寺のご本尊薬師如来を守る十二神将と同じ12名。

ポイント④武蔵寺に長者の藤があるが、鬼滅の刃の中でも藤の花は、鬼殺隊になる為の山であったり、鬼の毒であったり、鬼殺隊を守る家の家紋であったり、単行本の表紙とストーリーの中でかなり出てきます。

ポイント⑤炭治郎ら柱の刀、日輪(太陽)刀の鍛冶場は温泉地であり、鬼滅の刃の時代設定である100年前の大正時代当時は福岡県で唯一の温泉地は二日市温泉だけでした。

 

博多湯も代々武蔵寺をあつく信仰してきました。そして藤の花も大切にしていかなければなりません。なぜか「鬼滅の刃」と重なる事が多いと思っています。

「博多湯」もコロナで長い休館を終え、7月より営業を再開しています。主人公竈門炭治郎はじめ3名の衣装を飾り、羽織れるので少しでもお客様に楽しんで頂き、温泉で疫病コロナ(悪鬼)退散、お薬師様に守られ疫病コロナ(悪鬼)退散を切に願っています。

少しでも、沢山の方が温泉で癒されたら幸いです。